コモ湖

ミラノの北、スイス国境に近い湖水地方。
長さ４６ｋｍ、最大幅４.３ｋｍの細長～い湖でヨーロッパ最深の湖といわれ,「人」の文字の
形で南北に広がっている。

ヨーロッパの各国王室や富豪・芸術家や作家たちの別荘地として愛されてきた。
古代からその美しさが讃えられた湖で、イギリスの詩人シェリーは「あらゆる美を超えた」
ものとしてコモ湖を賞賛したという。

ここでの夕食会は　　
　
まず”控えの間”でワインとおつまみで乾杯、そして手入れの行き届いた広大な庭を散策すること１時間。
８時過ぎようやく食事会が始まる。
食事中はライトアップされた広い庭園が映し出され、「私は今、どこにいるのだろう」と思うほど美しかった。
気分はすっかりVIP.、夢見心地の3時間半でした。
部屋の空気入れ替えのため、高さが３ｍほどもある窓ガラスがブラインドのように長さ５０ｍほど一斉に上に
上がっていくのにはびっくり。　さすが！さすが！！さすが！！！
新調した一張羅の正装が役にたったというわけだ。。

※　ここでの失敗はカメラをホテルに置いてきたこと。　あ～あ、私としたことが残念！　無念！

1568年コモの枢機卿によって建てられた宮殿は1873年にホテルに改装されるまで
ヨーロッパ王族・貴族の集う場であった。
大理石の床、アーチを描く天井と円柱、ムラノガラスのシャンデリア、大階段など往時の
豪華さそのままだ。因みに一泊ツインで一人81,800円。

遊覧船に乗ると瀟洒な別荘たくさん湖畔に建っているのが見える。
ベルサーチ、ムッソリーニ、ミルバ、ソフィア・ローレン、リチャード・ジノリ等など・・・
ガイドさんの説明に覚えられないほどのたくさんの別荘がある。