ハンガリー・ブダ地区

ハンガリーの首都・ブタペストは
ドナウ川を挟んで西側のブダ地区、東側のペスト地区に大別されます。

ブダ地区とペスト地区を結ぶくさり橋はブタペストのシンボル

”ドナウの真珠”と呼ばれ、世界一美しい夜景の都といわれるブダペストの景観は、
優雅な中にも落ち着きがあり、忘れえぬ印象を残してくれました。

王宮の庭から眺めるドナウ川とペスト地区
いつもご一緒する旅行仲間３組の夫婦

１８９６年の建国１０００年を記念して建てられ、１９０２年に完成した。
名前の由来は、昔この下には漁村があり、1830年代にはまだ市が立っていたことからといわれている。

教会のステンドグラス丸窓
キリストが神の羊として描かれている

夕闇が立ち込めた頃のブタペストは一番美しい。
この眺めに誘われて多くの観光客が訪れる。
ライトアップされたくさり橋はまさに真珠をちりばめたように美しかった

橋のたもとには４頭のライオン像がある
橋を渡った向こうが「ブダ」地区

またブタペストはヨーロッパ屈指の温泉都市。その歴史は2000年も前に遡る。
大きく発展したのは１６世紀。トルコ風浴場が整備され、社交の場や政治的役割の場
として大いに利用されたという。

１３世紀にベーラ４世が創建した王宮は、ブダペストの中心地として歴史の変遷を見守ってきました。
1686年ハプスブルグ軍とトルコの戦いで破壊されてしまう。
その後バロック様式で再び建てられたが、
世界大戦などで破壊され、現在見られる姿は1950年に入って完成されたものという。

マーチャーシュー教会の裏手にあるこの砦からは
ドナウ川の向こうにベスト地区が一望できる

ドナウ川に架かる最も美しい橋といわれ、ブダペストの夜景には欠かせない存在となっている。
橋の中央は石のアーチと鉄によって支えられていて、完成まで１０年を要したという。